5月号が届きました。引き続き基本文型を学習していきます。「be動詞文の基本」からスタートです。
「ラジオ英会話」のテキストでは放送にはない連載が8本あります。
ちなみに8本の連載はこちらです。
- 大西泰斗のよくわかる中学英文法
- 名著への招待 海外文学の本棚から
- 翻訳書簡『赤毛のアン』をめぐる旅
- Chris’s Ramblings クリスの英語でよもやま話
- 英語耳を作る発音レッスン ネイティブ英語 徹底トレーニング
- ながめる英語図鑑
- 英語で読む戦国武将列伝
- 英語教師が考える 英語学習のエッセンス
バラエティーに富んでいますよね。今日はそのなかから3本の連載を取りあげてみていきたいと思います。
多彩なテキストの連載
私が真っ先に目を通すのは「クリスの英語でよもやま話」です。今年度から始まったイギリス出身のクリス先生のエッセイです。
クリス先生は大西泰斗先生と共に「一億人の英文法」をはじめ、多くの本を共著で出版されています。「ラジオ英会話」は2018年度にリニューアルされ、遠山顕先生から大西先生にバトンタッチされましたが2018年当初から参加しています。
クリス先生は放送内での軽快なやりとりも面白いですが、エッセイもくすっとできるようなユーモアがあって読んでいて楽しいです。5月号はイギリス料理をテーマに書かれています。
ローストビーフやフィッシュ・アンド・チップスなど伝統的な料理をイギリス人ならではの目線で語りつつ、インターナショナルな現在の食文化にも触れています。イギリス好きの私にはとっても興味深い内容です。
分かりやすい英語で書かれ、理解しづらい単語とフレーズには注釈が入っています。そして最後は日本語訳がついているので、自分の解釈が合っていたのかどうか確認できます。
クリス先生のエッセイというだけでもじゅうぶん魅力的なのですが、この連載からも英語を学んでほしいという意気込みが感じられて、テキストが丁寧に作られているんだな実感できます。
あとは「ネイティブ発音 徹底トレーニング」です。日本人が苦手とする発音を学習し英語耳をつくると同時に、ネイティブスピーカーが聞き取りやすい発音を習得していきます。
5月号は子音の[ʃ]と[ʒ]と[h]です。音声もテキストからQRコードでアクセスして聴くことができます。
「ラジオ英会話」の今年のテーマである英文法もそうですが、発音記号も一度に覚えるというのはハードルが高いですよね。でも毎月少しずつならとっつきやすいです。
そして「大西泰斗のよくわかる中学英文法」です。私は今年から聴き始めたのですが、去年に引き続きの連載のようですね。
5月号は疑問文です。10ページがさかれていて、かなり力が入っています。「100回読めばなんとかなる」をコンセプトにひたすら読むべし!文法をやり直したい人にぴったりです。
というわけで放送にはない連載もクオリティーが高く充実していて読みごたえ十分な「ラジオ英会話」のテキストでした。