茶葉に香りづけしてあるお茶のことをフレーバーティーといいます。アップルティー、メープルティー、ローズティーなど各メーカーから多くの種類が発売されています。
紅茶だけでなく、中国茶であるジャスミン茶も茉莉花の花で香りづけされたものでフレーバーティーに分類されます。
今日はさわやかで私も大好きなフレーバーティー、トワイニングのレディグレイを飲みたいと思います。トワイニングは300年以上前にロンドンで設立された歴史のあるメーカーです。日本でもおなじみでご存じの方も多いかと思います。
今回は比較するために同じくトワイニングのアールグレイも一緒に飲んでいきます。
- 手に入りやすく、手軽なティーバッグがいい
- さわやかな柑橘系のフレーバーティーが飲みたい
レディグレイとアールグレイの違いとは
フレーバーティーのなかでも歴史があり、ダントツの人気を誇るのはアールグレイです。実在した「アール伯爵」が名前の由来のようですが、諸説あるようです。
アールグレイはベルガモット(柑橘類)で香りづけした紅茶のことですね。レディグレイと名前が似ていますが違いはなんでしょうか。レディグレイの方が、柑橘系の香りが際立っていてフレッシュな印象です。
アールグレイをベースに、オレンジピールやレモンピールを加えた、トワイニングのオリジナルブレンド。華やかで気品のある柑橘系の香りが特徴です。
片岡物産株式会社 HPより
なるほど。アールグレイにさらにオレンジとレモンで香りづけされているものがレディグレイなんですね。
では、しっかり理解したうえで飲んでみたいと思います。今回はティーバッグのものを頂きますがリーフティーも販売されています。
ストレートティーで飲み比べ
温めたカップにティーバッグをいれて、熱湯を140mlを注ぎ、1分30秒むらします。ちなみにアールグレイのむらし時間は1分が推奨されています。
まずレディグレイです。飲んでみると初めに柑橘類のさわやかな香りがきて、アールグレイ独特の風味がほのかに残ります。
一方アールグレイはベルガモットの香りのオーソドックスなブレンドという印象です。レディグレイとくらべると少し苦味がありますね。
ストレートで飲むなら私はレディグレイが好きですね。癒される香りと軽やかな口当たりで飽きのこないおいしさです。
ミルクティーで飲み比べ
ふだんミルクティーはよく飲むのですが、レディグレイにミルクを入れて飲むのは初めてです。ではいただいてみます。
うーん、柑橘系の風味は残りますが、ベルガモットの香りはあまり感じなくなってしまいました。好みによると思いますが、レディグレイとミルクとの相性はよくないかもしれません。ミルクに香りが負けてしまってる感じです。
ではアールグレイをいただきます。さきほどのストレートより飲みやすく、牛乳に負けることなくアールグレイの風味もきちんと感じられます。個人的にはストレートよりミルクを入れた方が好みです。コクのあるおいしいミルクティーになりました。
アイスティーで飲み比べ
最後はアイスティーです。お湯の量は減らして氷を加えて冷やしました。
飲んでみるとレディグレイはさわやかな香りでアイスティーに向いていますね。アールグレイも飲んでみましたが、どちらもおいしいのです。冷やして飲むとそれぞれの香りが際立つ印象です。
さわやかな香りのレディグレイと大人な味わいのアールグレイ
実際に飲み比べをしてみて、レディグレイはミルクなしのストレートの方が向いているかと思いました。さらに多くあるフレーバーティーのなかでも、オレンジにレモンと一般的に親しまれている香りなので万人向けといえるのではないでしょうか。そしてアイスティーもおすすめです。
一方アールグレイは少し苦味を感じる大人な味わいだったので好みがわかれるかもしれませんが、ミルクティー好きにはアールグレイがおすすめです。
今回飲んでみての感想をまとめてみました。
飲み比べまとめ
- ストレートならレディグレイ
- ミルクティーならアールグレイ
- アイルティーは両方ともおすすめ
- さわやかな柑橘系の香りを求めるならレディグレイ
- 深みのある味わいを求めるならアールグレイ
迷って決められない人や飲み比べてみたい人はアールグレイ、レディグレイ、オレンジアールグレイ、ジャスミンアールグレイそして限定ブレンドのピーチアールグレイの5種類がセットになった「アールグレイ セレクションファイブ」があります。
アールグレイ好きにおすすめ!
トワイニングのオレンジアールグレイとジャスミンアールグレイを飲み比べ!もしています。